DRUM TAO

DRUM TAO：世界を舞台に躍動する和太鼓集団

DRUM TAOは、大分県竹田市久住町を拠点とする、世界的に活躍する和太鼓演奏グループです。

グローバルに展開する和太鼓エンターテインメント

「世界で通用するエンターテイメント」という壮大な目標を掲げ、1993年に愛知県で結成されました。その後、大分県へ拠点を移し、和太鼓を核としたダイナミックなパフォーマンスを展開。太鼓演奏だけでなく、篠笛や箏といった伝統楽器、そして迫力ある殺陣なども織り交ぜた、独創的で洗練されたステージを展開しています。その圧倒的なパフォーマンス力は世界中の人々を魅了し、これまでに26ヶ国500都市以上で公演を行い、900万人もの観客を動員する偉業を達成しています。

DRUM TAOは単なる演奏グループにとどまらず、独自のエンターテインメントを創造し発信する組織「タオエンターテイメント」を設立。公演のマネージメント、広報活動、デザイン、映像制作など、活動の幅を広げ、グローバルな展開を支えています。

TAOの里：創造と鍛錬の拠点

2000年には、阿蘇くじゅう国立公園内に、広大な敷地面積を誇る「TAOの里」を建設。稽古場3棟、トレーニングジム、スパ、ゲストハウスなど、充実した施設を備え、世界標準のエンターテインメントを創造するための拠点となっています。2009年には、2000人を収容できる野外劇場「赤兜」も建設され、大規模な公演も可能となりました。

コラボレーション：異分野との融合

DRUM TAOは、和太鼓という伝統文化を世界に発信するだけでなく、他分野との積極的なコラボレーションにも取り組んでいます。2009年には、ラーメンチェーン「博多一風堂」を運営する力の源カンパニーと共同会社を設立し、国内外にコラボショップを展開。和太鼓とラーメンという、一見異なる文化の融合は、新たな魅力を生み出しています。

輝かしい歴史：数々の実績

DRUM TAOは、結成以来、数々の実績を残してきました。エディンバラ・フェスティバル・フリンジへの参加、北米ツアーでのチケット完売、バンクーバーオリンピックへの招待など、国内外で高い評価を受けています。また、ファッションデザイナーとのコラボレーションや、歌舞伎との共演など、その活動は多岐に渡ります。

年表

1993年：愛知県小牧市にて結成
1995年：大分県久住町に移転
1998年：国民文化祭おおいた’98プロデュース
2000年：TAOの里建設
2004年：エディンバラ・フェスティバル・フリンジ初参加
2005年：エディンバラ・フェスティバル・フリンジでチケットセールス1位
2009年：野外劇場「赤兜」建設
2010年：北米ツアー完売、TAO一風堂開店
2011年：大分県文化功労者受賞
2012年：アンダーアーマーCM出演
2013年：結成20周年、ヨーロッパツアー
2014年：竹田市国際観光親善大使就任、観光庁長官表彰
2017年：ヨーロッパツアー、メジャーデビュー
2019年：東京常設劇場「万華響」通年開催
2020年：野外劇場「TAOの丘」グランドオープン
2021年：全国ツアー、様々なコラボレーション
2022年：全米ツアー、世界観客動員数900万人突破
2023年：DRUM TAO結成30周年

未来への展望

DRUM TAOは、和太鼓という伝統文化をベースに、常に進化と挑戦を続け、世界中の人々を感動させてきました。これからも、新たな表現に挑戦し、日本の伝統文化を世界に発信し続けることでしょう。

まとめ

DRUM TAOは、和太鼓という伝統芸能を、世界レベルのエンターテインメントへと昇華させた稀有な存在です。その活動は、単なる演奏にとどまらず、地域活性化や文化交流にも貢献しています。彼らの未来の活躍から目が離せません。

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